2024年の株デイトレ年間収支の結果発表と振り返りです。
こつこつ3年目のデイトレ。
結果はいかに。。
2024年総計のデイトレ株結果
2024年の株デイトレードの結果は、マイナス 1万1601円 でした。
3年目も、負けたか・・
ただ、今年はデイトレだけでなく、スイングもしました。
以下はスイングの結果。+2万6932円
ひとまず今年は、デイトレでは勝てなかったけど、
デイトレ+スイングではプラスになりました。ひとまずお金は減らなかったから良かった。。
ほんとはスイングはやらずにデイトレだけが良かった。
でも、もう3年目となれば、四の五の言ってられない。
それになにより、デイトレで勝てないからスイングしたわけじゃない。
逆に後半あたりからデイトレが安定し始めたので、スイングもして、最大利益を目指している状況。このスイングがなければ2024年はマイナスだったわけだから、ひとまず良かった。
デイトレだけだと、どうしても年収支をプラスに挽回するには期間が足らなかったし、相場もデイトレに不向きの相場が多かった。逆にスイングには向いていた。だからスイングをするしかなかった。自分の中の最善を尽くした結果、スイングをすることになった。
今年は自分なりに変化を感じる年になったな。
でも、来年こそデイトレ単体でもプラスにしたいな。。
さてそれでは今年のデイトレ収支を見ていきます。
月ごとの収支
- 01月:-1万6758円
- 02月:-1万330円
- 03月:-8973円
- 04月:+1464円
- 05月:-1878円(現物デイトレ+1900円を含めると+22円)
- 06月:-6509円
- 07月:-2733円
- 08月:+3204円(別途スイング:+9084円)
- 09月:+2977円
- 10月:+6569円(別途スイング:+5941円)
- 11月:+7839円(別途、強制決済手数料-2200円、スイング:+2335円)
- 12月:+1万5677円(別途スイング:+9818円、含み損-4004円)
2024年デイトレ収支合計:-1万1601円
2024年スイング収支合計:+2万6932円
2024年デイトレ+スイング収支合計:+1万5331円(含み損-4004円 所有中)
ら、来年こそ、デイトレ単体でプラスを・・・!
年間の振り返り
今年の相場は大きな材料にあふれる年で、ボラティリティが大きく変化のある年でした。
また相場とは関係なく、個人的にも明らかに自分のトレードに変化を感じる年でした。
ただ、自身のトレードが大きく変化したと感じるものの、それが良い方向か、悪い方向なのか、わかっていません。とりあえず今年は良い感じにトレード収支が推移したので、今は良い方向だと信じたいところです。ひとまず来年もトレードをして結果を見てみようと思います。
また、今年の相場を振り返ると共に、将来の参考用として記録します。
今年の主な材料
- 日銀、17年ぶりにマイナス金利解除
- 地政学的リスク: 中国とアメリカの貿易摩擦や中東地域の緊張
- ロシア・ウクライナ戦争: 経済制裁やエネルギー価格の変動が市場に影響
- 日本で岸田総理が退任、石破 新総理が当選。
- 自民党が充分な支持を得られず、今後は政権交代の可能性も視野。
- アメリカでバイデン大統領が退任、トランプ 新大統領が当選。
過去最大の動きをみせる日経平均。為替も暴れる。
今年は日経平均が33195円からはじまり、39894円で終わる年になりました。
6000円以上の上昇となり、しっかりと上昇する相場でした。
ただ結果的には上昇となっていますが、多くの強い材料があり、上にも下にも大きく動く、値動きの激しい年でした。
為替は140円からはじまり、7月に160円台を突破し、強く円安方向に推移しましたが、底を天井として、日経と共に急落しました。
日経は42426円で天井を付けた後、31156円まで下落。為替も160円から140円まで逆戻り。
わずか1か月の間に、為替は20円以上の下落、日経も1万円以上の下落となりました。
特に、8月5日の下落は過去最大の下落幅となりました。私が普段トレードしていた日経レバが、その日はストップ安になりました。日経平均の動きに連動する日経レバがストップ安となり、市場がいかに下落の強い1日だったかがわかります。
日銀の金利を上げる方向性が、下落要因と言われています。暴落当日は、アルゴの暴走と、投げ売りが多発し、暴落しました。
しかしながら、その翌日には、逆に過去最大の上昇幅となり反発をみせました。
ということは単純に考えても過去1番の変動(ボラティリティ)だったことがわかります。
暴落とその後の反発を味方にできたかどうかで、明暗のわかれる相場となりました。
トレードの振り返り
前述のとおり、トレードは大きく変化のある年になりました。
といっても、以前からある程度、仮説検証を繰り返し、良くないトレードは毎回変更しているので、毎年変化しています。
しかしながら、今年は過去の中でも特に変化を感じる年でした。
最も変化を感じた点としては、あまり手法やルールにこだわらなくなったことだと思います。
今までは、仮説と検証を行っていたので、
「○○で買い、○○で利確、○○で損切」というように、ある程度ですがテンプレート的なもの(手法)をつくり、それに従ってトレードしていました。
そのトレードを何度も行うことで、試行回数を重ねた結果、プラスであれば期待値のあるトレードと判定しようと考えていたからです。
ですが、今思うに、これは聖杯探しだったんだなと感じています。
もちろんこの方法が必ずしも悪いわけではないのですが、テンプレのルール(手法)に従ったトレードをしていると、必ず合わない局面があるものです。
当たり前ですが、どんな相場にも対応するようなテンプレがあるわけないですよね。
少なくとも自分がいろんな検証をしても、あらゆる相場に対応できるようなトレード手法は見つかりませんでした。
ただそれでも、どのようにトレードすべきかがわからない以上、仮説と検証を行いテンプレのルールに従いトレードするしかなかったです。
そして実際に2,3年間、「仮説を立てて、テンプレのようなルール(手法)をつくり、トレード検証をしていく工程」では勝てませんでした。
しかしながら自分の中で、次なるトレードへと変化していきました。それが今年でした。
で、肝心の、どのように変化したかというと、
「自分の感じるまま、何でもするようになった」です。
今までは、ある仮説に基づきテンプレのルールのようなもの(手法)をつくり、トレードしていたので、例えば順張りor逆張りに限定していたり、指値or成行に限定していたり、利確幅や損切幅をある程度決めていたりしました。
しかしながら、今は買いも売りも、指値も成行も、逆張りも順張りも、ナンピンもするし、両建てもするし、買い増しもします。また利確幅も損切幅も明確に決めていません。
大損しないための最低限の資金管理のルールはあるものの、具体的なトレード手法に落とし込まれるレベルのルールは要らないと感じるようになったのです。
あくまで自然と、ルールよりも自分のカンのほうが良い結果を出せるようになりました。
ただ、無理やり自分のカンを信じても負けると思います。あくまで自然とルールよりも自分のカンが上回るタイミングが来るまでは、ルールに従ってトレードし、負けながらでもカンを養うのが良いのかなと感じています。
またなにより、あくまで今年の相場は材料が多く、非常に良い相場だったと思うので、良い結果を出せたのは相場が良かっただけかもしれません。
今後もトレードを続け、より良い結果を出せるよう、ひきつづき頑張ります。
2024年のデイトレ株の目標
今年の目標としていた、「6カ月の収支がプラスで終わる。(開始月はいつからでもOK)(下記レベル3)」を達成することができました。
個人的にはこの段階が最も難関だろうと考えていたので、収益はほとんどありませんが、自分の成長としては、かなり良い1年になったなと思います。
2025年は、いよいよ「レベル4:年間収支がプラスで終わる」を目指します。
まだトレード自体はそこまで安定していないし、検証してみたいことが多いので、レベル5は難しいと思いますが、とにかく最善を考えながらトレードを続けていきたいと思います。
レベル別の目標
ステップアップしたほうが面白いし、モチベーション向上になるので、昨年にひきつづいてレベル別の目標を継続して目指していきます。
- レベル1:収支がプラスで終わる月を作る。 ★2022~2024年達成
- レベル2:収支がプラスで終わる月を連続で作る。 ★2023~2024年達成
- レベル3:6カ月の収支がプラスで終わる。(開始月はいつからでもOK)★2024年達成
- レベル4:年間収支がプラスで終わる。
- レベル5:年間で各月すべて収支がプラスで終わる。
※独断でつくった勝手な目標レベルなのでどうぞ参考にされませんように。
なお、無理やり達成するのは禁止にします。(例えば月末の最終日にトレードさえしなければ目標を達成できるという場面があったとしても、目標達成のためだけにトレードをあえてしないというのはNG)
2025年のデイトレ株の応援よろしくお願いします!
残念ながらデイトレ単体では年間収支をプラスにすることができませんでした。しかしながら、目標としていたレベル3を達成できたことは自分の中で大きい成長と感じています。
とはいえ、気を抜いたり、相場が変われば結果は簡単に変わってしまうので、ひきつづき少しでも、より良いトレードができるように頑張ります。
来年こそは、年間収支をプラスにして、レベル4を達成できるように頑張ります。
月ごとの手法や感想メモ
最後に、2024年にチャレンジした経緯を大まかにまとめておきます。これは主に自分の備忘録のメモです。軌跡としておいておきます。
2024/01~03:時間軸を更に短くする
今までの取引方法では勝率が基本的に低く、「優位なエントリーポイントがわかっていないために負けている」ということが明らかでした。
そのため、どうせ負けるなら、できるだけ損切を小さくし、リスクリワードを上げることを目指し、時間軸を短くしました。
感覚としては、エントリーしてから手仕舞いするまで、数秒~1分、長くて2分。
結果は、時間軸が短くなり、取引回数も増え、毎日安定して負けるようになってしまいました。
勝率が絶望的であり、改めて優位性がない不利なエントリーであることを認識できるようになりました。
2024/03下旬:今までよりも長い時間軸を意識したトレード
短い時間軸があまりにも勝率が悪いことがわかったことで、次は逆に時間軸を長めにしたトレードにチャレンジしていきました。
感覚としては、3分以上先~数十分くらい。
結果は、
- 時間軸を伸ばして同値撤退チャンスが増え、損切が少なくなった。
- 時間に頼り祈りがち。損切が拡大して、1度の損切で負けてしまうほどになった。
結果としては、損切が少なくなったものの、1度の損切が大きくなり、結局は安定しませんでした。
2024/04~:元の時間軸に戻る
短めと長めの時間軸のトレードの経験値が増えていくことで結果的に、自然と、中間である元の時間軸(3分内程度)に落ち着きました。
しかしながら、このあたりから、時間軸にあまり固執しなくなりました。
単純に、短め・いつもどおり・長めのいずれもトレードすることで、どの時間軸でもそれほど気にならなくなったからです。
それでも、結局は元の時間軸がやっぱり1番好きらしく、元の時間軸がメインだった印象です。
しかしながら、例え元の時間軸に戻ってきたとしても、今までとは違いました。元の時間軸でトレードをしていたとしても、それ以外の短い時間軸や長い時間軸も意識するようになりました。
結果的には元々の時間軸に戻っていても、トレードとしては短めと長めの時間軸を自然と意識するようになったので自分のトレードの時間軸を取り巻く周りの状況を意識し、より視野が広くなった印象でした。
この視野を広めることを応用すれば、日足やスイングといったように、時間軸をより伸ばし、利確幅を伸ばせそうとも思うようになりました。
2024/6:プライム市場0.1円で板薄銘柄トレード
ここからは、更なる別のチャレンジをするべく、0.1円呼び値で板薄で一気に動く銘柄を選ぶことにしました。いつもは板厚めの銘柄が多いので、がらっと銘柄選定を変えました。
銘柄それぞれで全く違う雰囲気ですが、自分がどの相場で最も早く利益をあげられるようになるかがわからないので、定期的にいろいろな条件を変えて、トレードをしてるという感じです。
この体験では、わりと単調な動きをしていたとしても、日によって動きが違うことが印象的でした。
たとえ同じ銘柄でも、手が合う時は、その日1日は何度も良い結果になるものの、逆に合わない時はとことん合いませんでした。
毎日観察して、その日の傾向を知ることが重要だと改めて感じました。
2024/7:夏枯れ対策と更に短い時間軸
過去に対策した手法(夏枯れ相場対策トレード)でトレードしたが、上旬は6月のアルゴ相場が続いていたので噛み合いませんでした。
また今年はNISAや為替などの要因により、いつもどおりの夏枯れ相場とは少し違う印象というか、プラスアルファを感じました。
そのため日経レバで最小ロットにより新しいトレード方法を考えて検証開始。
短い時間軸のスキャをすることにしました。もともとスキャで1~3分くらいの時間軸のトレードをしていたが、時間軸がまだまだ長いことに気づきました。
そもそもスキャをする理由を考えていると、1手先を読んだトレードだったので、本来は数秒で結果が出るはずなので、エントリー直後の次の動きで手じまいしなければなりませんでした。
動かなければ撤退しなければならないし、1、2ティックしか反発が無くても利確手じまいする必要がありました。そうでなければ、それ以降は2,3手先となってしまうからです。
時間軸が短くなった結果、勝率は8割ほどあることがわかりました。
つまり、おおむねエントリー位置はそれほど悪くないと感じました。その後に狙っている利幅を取ろうとして、数手先まで時間軸を伸ばしていたせいで損切しやすくなってしまっていたのです。
ただし、利幅がほとんど1,2ティックになるため、勝率が高くても微益なのでできるだけ損切幅を狭めるために、超スピーディに判断しなければならず、対応するのが難しく感じました。
また勝率も高くなければ優位性がないので、その日の勝率が低い場合は負け確定なので、勝率が低そうなら相場と合っていないのでロットを減らしたり銘柄を変える工夫が必要でした。
2024/8~:時間軸短いスキャと両建て
7月の時間軸短いスキャに加え、長めの時間軸で両建てするトレード方法を2つおこなうスタイルになりました。
夏枯れ相場が値動きが弱く、時間軸の短いスキャでは利益を上げにくくなったので、長めの時間軸も必要に感じるようになったからです。
結果として、時間軸が短い局面も長い局面も対応できるようになり、自分がその時々に合ったトレードスタイルを選ぶようになりはじめました。
結局はこのあたりから、自分自身のトレードとしての引き出しが増えていることを実感しはじめました。
自分が好きだから短い時間軸を選ぶのではなく、そのときの相場が短くても利益がでるなら短い時間軸で回転し、何度も利益を狙い、逆に値動きが弱いなら長い時間軸をとることで利益をとれるようにしました。
自分の好みや型にはまらず、相場に合わせてトレード方法を柔軟に変えるようになりました。
2024/10、12:貸株がない相場での持越しスタイル
8月以降、主に両建てをすることが多くなりました。
個人的には両建てと相性が良く感じていたからです。
しかしながら、10,12月は、貸株がなく空売りができない相場となりました。これにより、自分の最善とするトレードができなくなってしまいました。
両建てができないことも大変困りましたし、なにより単体の空売りができないことが辛かったです。
寄り天から下落しつづける相場が多く、買いのみでトレードしつづけて勝てるわけないじゃんと思う相場が続きました。どう考えてもノートレードが正解の相場でした。
しかしながら、この相場でもトレードしたいし、利益を上げるにはどうすれば良いのかを考えました。
その結果、今のところ最善の手がないのですが、応急処置として、被弾しても含み損で持越しを選択するようになりました。
相場が翌日以降もずっと下げ続けると、含み損は大きくなってしまうのですが、下がればいずれ空売り勢の利確が発生し、貸株が戻ってくることがわかったからです。
もし貸株が戻れば、空売りや両建てをすることができるようになるので、自分の最善のトレードができるようになりトレードが安定しやすくなります。そうなればたとえ含み損が大きくても、最善のトレードを積み重ねていき、挽回することも可能になるからです。
買いで持ち越した含み損は、どれだけひどいことになっても最大損失は限定しています。掛け金100%までです。一方で、最善のトレードを積み重ねられるのであれば、利益は無限大だからです。
逆にずっと貸株が戻らない相場となれば、おそらく空売り勢が利確できずに捕まっている状態が考えられるので、その場合は、自分の買いの持ち越した含み損は利益になって利確できるのです。
なので、含み損を持ち越し、上がれば利確。一方で大きく下落すれば、大きな被弾となり、恐怖がありますが、ロット・資金管理をしながら、下落した時の対処方法(貸株復活からの挽回ルート)を決めていました。そうすることで下落しても恐怖におびえずに、現在の自身において狙える最大利益と最善を考えて行動しつづけるように頑張りました。
なお、持越しについては、あくまで「今は日本の相場が強い前提」で考えているからです。長期的にみれば上がるシナリオを予想していることが、なによりの持ち越しをできる理由の1つです。
そのため、この方法が良いというわけではありません。今後も最善な方法を考えて変えていく予定です。
このように自分の方法は、リアルタイムでその時々に応じて最善を考えて行動していくので、ルール化できません。イメージで言うと、オーダーメイドのような感覚であり、ルールやテンプレがなく、その場に合わせたトレードをその場で考えて行動していきます。
その時々の状況に合わせて、臨機応変に自分の中での最善を考えて行動することを直近は大事にしています。今後はどうなるかわかりませんが、ひきつづき、より良いトレードができるように頑張ります。
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