中国のネットショップ大手アリババグループは、中国当局から独占禁止法違反で約182億元(約3050億円)程の罰金を科されました。
今回の罰金は非常に金額の高い罰則となります。高額になった理由は、アリババの2019年の国内売上高4%に基づく金額であることが挙げられています。
つまり、それだけアリババの国内売上高が大きいことを物語っている数値とも言えます。
アリババの独占禁止法違反による罰金への個人的見解
今回のニュースは注目すべき点が2つあるように思えます。
1つは世界的に大手のWEB企業であるアリババが独占禁止法の罰則の対象になったことです。2つ目としては、その罰金が約3000億円を超えるほどの高額になったことです。
アリババは中国の会社なので知らない人もたくさん居ると思いますが、世界的に見ても大変注目されている大手ネットショップサイトです。大手のWEB企業であるアリババが独占禁止法の罰則になったことは大きなニュースだと思います。
更に、その罰金額が約3000億円を超えるほどの高額となったことが、違反の重大さを表しています。
独占禁止法違反とは?
独占禁止法違反とは、市場社会で様々な会社が公正に競争することができるようにするための法です。たとえば、大手のような権力を持つ会社や組織が、自社が有利になるように相手を限定して取引したりするのを防ぎます。
「ある会社には自社製品を売るけど、別の会社には売らない」等を防ぐことで、どの会社も公正な市場で競争できることを促し、経済の発展を目指すことが可能になります。
この世に様々なネットショップがある中でも、アリババは自社の運営するネットショップサイトに商品を掲載することを優先させるように圧力をかけたとみられています。
様々な選択肢の中で、自然と選ばれるような企業を目指すのが良いということですね。
会社だけでなく人間でも同じように考えて、他者に制限や圧力をかけることなく、自身の良さを表現できるよう過ごしていきましょう。
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