【総括】2023年6月の株デイトレ収支結果まとめ

デイトレ株結果の収支まとめ

2023年6月におこなった株のデイトレード結果のまとめです。

株デイトレの実現損益まとめ

株デイトレ収支結果: -8560円 

2023年の収支状況

  • 01月:-2万580円
  • 02月:-1万9455円
  • 03月:-7430円
  • 04月:-6170円
  • 05月:+60円
  • 06月:-8560円
  • 07月:円
  • 08月:円
  • 09月:円
  • 10月:円
  • 11月:円
  • 12月:円

2023年デイトレ収支合計:-6万2135円

デイトレ生涯トータル合計:-87万0856円

過去の収支状況

2022年:-63万458円

2021年:-17万8263円(※9月からデイトレをはじめたので9~12月の結果となります)

 

 

株デイトレの振り返り:結果の理由

今月の全体的な結果を振り返ってみます。

今月の日経・地合い

今月の日経は強い上昇相場から、天井をつけて反発の売り相場に切り替わるタイミングとなりました。

日経平均は、月初め31000円くらいから始まり、一時33700円あたりで天井を迎え、月末あたりでは33200円くらいで着地することになりました。

相変わらず非常に強い上昇相場でしたが、今月もギャップアップによる上昇幅が大きく、日中の動きはそれほど強いわけでもないという感じでした。

つまり、日本時間ではそれほど買い目線ではない状況で日中は様子見をしているような印象でした。現在の日経の上昇のほとんどは海外勢によるものかと思われます。

6末は4半期の決算発表もあり、決算による変動や配当の権利落ち後の売りを懸念した先売りが発生し、天井を迎えて下落モードになったのかなと個人的に思っています。

来月は4半期の決算情報を織り込んだ相場で、ガラリと変わるのかなと思います。また相場では夏枯れという言葉もあり、株式市場は需給が少なくなり取引しにくくなることも予想されるので今後の動きにも充分警戒していきたいところです。

 

今月のトレードについて

自分自身のトレードを振り返ってみると、とにかくメンタル管理ができなかった月でした。今月の収支がマイナスになった理由のほとんどはメンタルにあった月だったかもしれません。

欲望過多なメンタルとなってしまい、損切が遅れたり、利幅を伸ばそうとしてマイ転したりと、本来のやるべきトレードが全くできませんでした。

今の取引スタイル(スキャ)になってから数か月経ちましたが、はじめてのメンタル不良の月となりました。

 

その理由を過去の記録を見ながら確認していると、色々と複合的におきていることがわかりました。

 

まずは、今月負けた原因は6月の第4週の4連敗です。これだけで9000円負けているので今月の負けは全てここで作られたことになりますし、明らかにいつもより大きすぎる損失額です。

どうしてこれほど負けたかというと、「値動きが荒すぎたから」でした。

ティック数ランキング1位のソフトバンクで、値動きが荒い中で取引して負けました。値動きが強いのは良いことですが、値動きが荒すぎると自分はそのスピードについていけずに負けてしまいます。このことは認知しており、荒い相場は今の自分には勝てないとわかっていました。

しかしながら、「値動きが荒い相場というのは本来勝てる人からすればチャンス相場になると思うので、しっかりと勝てるようになりたい」と以前から考えていました。

そのため、負けることがわかっていても、「負け覚悟で挑む」という選択をとりました。負けるとわかっていても、経験や検証を通じて、良い立ち回りを見つけることができるかもしれないからです。

「もし値動きが荒くて負ける相場が来たときは、負け覚悟で良いから挑戦する」

この方針は数か月前から決めていたことで、たまたま今回そのタイミングが来たということです。そのため「今月は負けても良いから、今後の取引に活かせることを探す経験をする」ということにフォーカスしていたのです。

結果的に予想通りボロ負けしました。さすがに4日連続は痛かったです。まさか4日も荒い値動きが続くとは予想していませんでした。そのせいでトータル損失が想像以上に大きくなりました。

しかしながら、「値動きが荒いと負ける」という再現性があることは確定しました。

 

さらに、どうして値動きが荒いとまけるのか?ということも振り返ることができるようになりました。

値動きが荒いときの取引を見ていると、いくつかわかったことがありました。

 

それは、まずは焦ってしまうことです。

値動きが荒いということは、値動きが強くて短い時間軸でも利益を得られるチャンスタイミングです。そのため積極的にトレードをしていくことになります。

しかしながら実際には値動きが速いせいで思うような取引ができません。上記の通り、値動きが荒い時はチャンスだと考えているトレーダーが多いため、非常に活発に取引されているので、想像以上にノイズが多く上手くエントリーポイントをとらえられていない様子でした。

エントリーできる頃には既に遅れているポイントとなり、悪いポイントでエントリーしていることが多かったです。

これらは、「値動きが強いチャンスタイミングの間にトレードしなければならない」という焦りにより、させられているようなトレードでした。

 

つまり、少し長くなりますが、以下のような順番の流れになることがわかりました。

  1. 値動きが荒い
  2. 値動きが強いため短時間で利益を狙えるタイミング
  3. スキャにとってチャンス
  4. トレードしなければならないという焦りが生まれる
  5. 実際には値動きが速いので上手く読み切れずトレードが難しい
  6. 焦って読み切れていないままトレードするか、逆に出遅れて負ける
  7. 値動きは荒いままで、ひたすらチャンス
  8. トレードし続けて負け続ける

上記の流れを考えたうえで、「4の焦り」と「6の出遅れ」が問題であることがわかりました。

そこで、今後の理想的な流れとしては、

  1. 値動きの荒い時は焦ってしまうことを認知する(認知することで冷静さを保てる)
  2. 焦りの感情が来ても、冷静に相場を読むまではトレードしない
  3. 相場状況を自分なりに読めた場合のみ有利なポイントでエントリーする
  4. 出遅れた場合は、取引を見送るか、負けるポイントなので反対売買を検討する

 

ひとまず理想的な流れがわかりました。今後また値動きが荒い相場が来たときは、負け覚悟でチャレンジして、上記の理想的な流れをつくれるか検証していきます。

 

それでは、毎月恒例のトレード結果を分析していきます。

負けパターン

具体的に、負けた日の主なパターンは以下4つですが、2~4は全て「焦り」に起因しており、結果的に「メンタルが悪くて負けた月」だったなと感じました。

  1. 隙のない相場で負ける(1営業日で-2530円)
  2. ストレスでやりたいように取引できず負ける(4営業日で-8660円)
  3. 値動きが荒い相場で負ける(1営業日で-2100円)
  4. 欲望過多のメンタルで負ける(3営業日で-6900円)

※金額は該当理由で負けた日のトータル実現損益です。

 

1.隙のない相場で負ける(1営業日で-2530円)

この相場は意外とよくある相場です。無人でアルゴにより機械的に動いているような雰囲気を感じる相場でした。

機械的に動いているので、ある程度、値動きを予想できるのですが、不思議なことに隙がありません。勝てるポイントでは、リスクリワードが悪いのでエントリーする気にはなれません。逆にチャンスと思える局面は機械的な動きで負けるポイントにされてしまっています。

そのため、結果的に勝てるポイントはリスクリワードが悪いので見送ってしまい、逆に負けるポイントだけリスクリワードが見込めるのでエントリーしてしまいました。

実際には、たとえ勝てるポイントがあったとしても、リスクリワードが悪いとエントリーできません。そのため隙が無く、どうしてもエントリーすると負けてしまう相場になります。

このような相場は人の気配がなく、無人で動いている相場感を感じ取りやすくなっているので、そのような雰囲気を感じたときは取引しないよう気を付けていきたいと思います。

 

 

2.ストレスでやりたいように取引できず負ける(4営業日で-8660円)

マウスが動かなかったり、トレードツールが動かなかったりと、マシントラブルでストレスを感じる日がありました。特にエントリー中に何も操作できなくなり、更にマイナスになってしまうと非常にストレスを感じます。

ストレスを感じた結果、せっかちなトレードになってしまい、自分のエントリーすべきポイントと違う場面で取引して負けてしまいます。

冷静さを取り戻せるように努めることはもちろんですが、このような場合はメンタルが既に良くないため自己コントロールをすることが難しいです。

このような日は負けても良いように、「最大損失額を決めて、それ以上負けたらその日は退場」することを徹底し、大負けをしないようルールで規制することが重要だなと思います。

 

3.値動きが荒い相場で負ける(1営業日で-2100円)

この相場は前述のとおり、スピードについていけないのに、焦って取引して負けます。既に前述で理想の流れを認識できたので、次回また値動きがが荒い相場が来たときに検証してみたいと思います。

 

4.欲望過多のメンタルで負ける(3営業日で-6900円)

今月は上記2,3のケースで大負けしていたので、挽回しなければいけないと焦っていました。その結果、利益を必要以上に伸ばそうとして利確できず損切になってしまったり、損切は遅れて大きくなりがちでした。

これはいつも自分が目指しているトレードの逆パターンです。勝てるわけがありませんね。

欲望過多のメンタルになってしまいましたが、メンタルとトレードの修復のためのリハビリトレードをすることで冷静なトレードができるように対処できました。

今後もメンタルやトレードが悪くなったときは、リハビリトレードを行い修復を優先する取引をしていきたいと思います。

 

 

日々のデイトレ結果

  • 22戦 13勝 9敗(先月:20戦 13勝 7敗、先々月:20戦 14勝 6敗)
  • 勝率 59% (先月:65%、先々月:70%)

勝率は先々月70% → 先月65% → 今月59%と悪化しました。

原因は上述のとおり、メンタルが悪い日が多く、自分のやるべきトレードができない日が多かったからです。特に第4週目は悪いメンタルに加えて、値動きの荒い苦手な負け確定相場だったことも大きいです。

先月の第4週目は逆に閑散相場となり、こちらも苦手な相場のため連敗していました。第4週目は気を付けたほうが良いんですかね。。

ただ今月に関しては負けの原因が「メンタル」であり、取引方法に問題があったわけではありません。そのため来月はメンタルに気を付けつつ、今まで同様の取引ができるよう頑張りたいと思います。

 

最大利益日と最大損失日

利益よりも損失の方が大きい負け月でした。

  • 最大利益日:¥2,220(先月は¥2,030円)
  • 最大損失日:¥-3,140(先月は¥-3,160円)

利益が2000円以上になったのは2回に対し、損失はマイナス2000円越えが8回となり、明らかに損失のほうが多く、大きかったです。

しかしながら先月よりも最大損失と最大利益の差額は改善しました。

ただし、先月と比べてもほとんど差はありません。逆に言えば再現性をキープすることが出来たと言えます。少しずつキープしつつも改善していけるよう頑張りたいと思います。

 

勝ち日と負け日それぞれの平均額は?

  • 勝ち日の平均収支:合計収支11630円 / 13日 = +895円(先月は+801円)
  • 負け日の平均収支:合計収支-20190円 / 9日 = -2243円(先月は-1479円)
  • 平均収支差:+895円 -2243円 = -1348円(先月は-678円)

勝ち日と負け日の平均差がマイナスなので日単位で見れば損大利小のエントリーをし続けていたことを意味します。この平均差では試行回数が多い程、負け額が膨らんでしまいます。

今月は平均収支差が悪化しました。

悪化理由は、メンタル悪化により自分のやるべきトレードができずに退場まで負け続ける日が多かったからだと思います。

負ける日は退場する最後までメンタルをコントロールできていませんでした。そのため、結果的に最大損失額まで負ける日が多く、平均収支差を悪化させることになりました。

ただ、最大損失額の管理による退場を毎日していなければ、一体どこまで負け続けていたのだろうと思うと恐ろしいなって思いました。退場ルールを設けていなければ感情的なトレードで大きなマイナスをつけていたと思うので、その部分についてはほんと良かったなと感じました。

今後もメンタルを大事にしつつトレードしていきたいと思います。

 

今月のデイトレのポイントを振り返ります。

今月の株デイトレにおけるポイント

今月行ったトレードのポイントは以下です。

マイルール「その日の相場自体の損切」を死守&レア相場でのマイルール解除

先月にひきつづき、今月もマイナス2300円以上になったら、その日は相場から退場するというルールを用意して挑みました。

結果的に概ねルールを守ることができましたが、1日だけルールを破ってしまい-3140円までトレードしてしまいました。

これはミスで前場中に処理できずに、後場に持ち越してしまったトレードがあったからです。後場に持ち越した結果、-2000円くらい被弾して大負けになりました。

これは人的ミスなので仕方ないところではあります。普段であれば起こさないミスですが、マシントラブルでストレスが溜まっているところから、負けていたぶんを挽回するために焦りながらトレードに集中しすぎた結果、時間管理ができず持ち越しになってしまいました。

不幸が重なりすぎた結果でした。今後もできるだけ守れるよう引き続き頑張りたいと思います。

 

メンタルは全てを凌駕する

今月はメンタルが悪すぎて、やるべきトレードが出来ずに負ける日が多かったです。恐らく自分のやるべきトレードをしていれば勝てた日も沢山あったと思うだけに残念でした。

しかしながら、どれだけメンタルが大事かを再認識できる結果となりました。

メンタルが悪いとやるべきことができなくなるので、どれだけトレードスキルを磨いても意味がありません。トレードスキルだけでなくメンタルも大事にしつつトレードと向き合っていきたいと思います。

 

2023年デイトレ株の目標チェック

デイトレの目標をレベル別に定めています。以下が掲げていたレベル別の目標です。

去年はレベル1を達成したので今年はレベル2を目指しています。レベル5は既に無理です。

レベル別の目標

  • レベル1:収支がプラスで終わる月を作る。【昨年3月、5月、8月、今年5月に達成】
  • レベル2:収支がプラスで終わる月を連続で作る。
  • レベル3:6カ月の収支がプラスで終わる。(開始月はいつからでもOK)
  • レベル4:年間収支がプラスで終わる。
  • レベル5:年間で各月すべて収支がプラスで終わる。

※独断でつくった勝手な目標レベルなのでどうぞ参考にされませんように。

なお、無理やり達成するのは禁止にします。(例えば月末の最終日にトレードさえしなければ目標を達成できるという場面があったとしても、目標達成のためだけにトレードをあえてしないというのはNG)

 

 

まとめ

今月は2か月連続のプラス収支を目指せるチャンスでしたが、大負けしてしまいました。メンタルが悪く、どうみてもやるべきトレードができませんでした。

先月まではトレーディングスキルを中心にパワーアップを目指してきましたが、今月はメンタルを中心に意識すべきでした。

来月はトレーディングスキルだけでなく、メンタルも大事にしながら取引していけるよう頑張りたいと思います。

 

 

負け続けてますが、なんとか生き残っております。

これからも応援よろしくおねがいします!

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