2023年7月におこなった株のデイトレード結果のまとめです。
株デイトレの実現損益まとめ
株デイトレ収支結果: +5410円
2023年の収支状況
- 01月:-2万580円
- 02月:-1万9455円
- 03月:-7430円
- 04月:-6170円
- 05月:+60円
- 06月:-8560円
- 07月:+5410円
- 08月:円
- 09月:円
- 10月:円
- 11月:円
- 12月:円
2023年デイトレ収支合計:-5万6725円
デイトレ生涯トータル合計:-86万5446円
過去の収支状況
2022年:-63万458円
2021年:-17万8263円(※9月からデイトレをはじめたので9~12月の結果となります)
株デイトレの振り返り:結果の理由
今月の全体的な結果を振り返ってみます。
今月の日経・地合い
今月の日経は下落した後にしばらく横ばいする相場となりました。
ここ数か月はずっと上昇相場が続いていたので、夏枯れもあってか、ひと段落で下落したのかなという印象です。
個人的には、今月はかなり値動きが弱い印象がありました。まさに夏枯れという印象で、人の気配というよりも、アルゴの気配感を感じる局面が多かったなと思いました。
また、7/28(金)の日銀砲により、金融緩和は維持しつつも、YCCの長期金利の許容幅を0.5%だったものを1.0%に引き上げる方針を発表しました。今までYCCの修正をずっと相場が警戒していた印象があり、そのイベントが、とうとう今月行われることになりました。
このYCCの修正に伴い、金利上昇・株安の影響を与えることが予想されますが、日経平均は強い流れを維持しており、どれだけ今後の日経平均の動きに影響を与えるのか、来月注目する必要がありそうです。
個人的には、以前よりYCC修正は予想されていたので、発表前から既にある程度は織り込み済みだったと思っています。そこへ実際の発表を経て、日銀砲により最後の1激が相場に織り込まれたのではないかと考えています。
そのため、今後にはそれほど大きな影響にはならないだろうという楽観的な目線で見ていますが、ひきつづき夏枯れ相場になる恐れもあることから、今後の下落局面に繋がる恐れも注意しつつ取引していきたいなと思います。
今月のトレードについて
個人的に今月は非常に運に恵まれていた月だったなと思います。勝ちやすい要因だったり、負けにくい要因がありました。
勝ちやすかった要因1:月単位でみた相場の方向感の的中
今月は夏枯れ相場になる季節だったので、弱い相場になる可能性をあらかじめ予想していました。その結果、日中の相場の弱い流れを予想して的中することができたので、今月は相場にあった取引をすることができました。
ひと月の相場感の予想が正しいだけで、その月は相場にあった取引をすることができるようになり、個人的にかなり有利な取引が進められると感じています。そのため相場に合わせた取引ができたおかげで、プラス修正で終わることができました。
勝ちやすかった要因2:損切になってもよかった取引が同値撤退で逃げれた局面が多かった
運よく損切にならず同値撤退で逃げられる局面が多く、個人的には非常に運に恵まれて自分の力量以上の結果になっていると感じました。
そういう意味では、今月のプラスはあまり再現性が無いかもしれません。来月も引き続き注意して取引を進めていきたいと思っています。
負けにくかった要因1:最も苦手な相場がほぼ無く、過去に経験した対策済みの相場が続いた
夏枯れのおかげか、今月は値動きが弱い相場が続きました。弱い相場は過去の経験から対策していたし、さらに暦的に夏枯れをあらかじめ意識しながら取り組むことができていました。
結果的に対策が効いたなという印象でした。
また、現在において最も苦手であり、負け確定である「値動きの荒い相場」がほとんどありませんでした。そのため自分にとっては負けにくい相場でした。
負けにくかった要因2:好条件が整い、良好なメンタルで取引できた(運が良く好循環だった)
先月はメンタル管理ができず、自分のやるべきトレードができずマイナス収支になっていました。
その不調なメンタルの状況が今月も最初の週だけは続いており、第1週目はメンタルを原因とする負け日を作ってしまいました。しかしながら、第2週目以降は運に恵まれていたこともあり、比較的に健全なメンタルで取引することができました。
そのおかげでメンタル不調による負けが少なく、第1週のマイナスを挽回し、さらにその後もメンタルが安定していたおかげでプラス収支につなげることが出来ました。
総合的に踏まえても、かなり運に助けられた月であったために勝つことができたと感じました。
それでは、毎月恒例のトレード結果を分析していきます。
負けパターン
具体的に、負けた日の主なパターンは以下です。
- 自信過剰なシナリオで負ける(1営業日で-2400円)
- ストレスでやりたいように取引できず負ける(1営業日で-2100円)
- 値動きが荒い相場で負ける(1営業日で-2200円)
- アルゴがやりたい放題で負ける(1営業日で-2250円)
※金額は該当理由で負けた日のトータル実現損益です。
1.自信過剰なシナリオで負ける(1営業日で-2400円)
そーせいグループの銘柄が、機関により強く売られている相場があり、まだまだ売られると予想した日がありました。しかしながら思っていた以上に上がってしまう局面があり、結果的に下がる予想シナリオを信じて損切が遅れてしまいました。
最終的な方向感としては正解でしたが、エントリーポイントが悪ければ、エントリーポイントから一気に反発されてしまって損切になってしまいます。
シナリオで方向感が予想できていたとしても、エントリーポイントが悪ければできるだけ早く損切して、チャンスのポイントで仕切り直しできるようにしたいなと思いました。
2.ストレスでやりたいように取引できず負ける(1営業日で-2100円)
前日に自信のあったシナリオが上手くいかず、損切したら予想シナリオのルートになったことで、前日からストレスをひきずっていました。
そのストレスを翌日以降にも持ち越してしまった結果、同銘柄にリベンジをしようとしてしまい、自分のやるべきトレードが出来ず負けてしまった印象でした。
ただ負けてしまったものの、損失額を許容範囲に抑えて退場できたことは良かったです。
3.値動きが荒い相場で負ける(1営業日で-2200円)
この相場は先月からもずっと負け続けている相場であり、今の自分のトレード技術だと勝てない相場です。相場が荒い場合、スピードについていけず、焦って取引して負けます。
これは以前からずっと負け続けている相場です。やはり未だに上手く対応できません。
しかしながら、相場としては珍しく、何かの材料が無いと見かけられないような、急な出来高の伸びがある相場となっています。そのため、経験値が少なかったり、機会が少ない限定的な相場であるため、どうしても優先度が下がってしまい、対応力がつかずにいます。
今は収支状況に応じて、余裕がある時だけ検証し、余裕がない時は他の銘柄を選ぶなど回避して乗り切ります。
4.アルゴがやりたい放題で負ける(1営業日で-2250円)
7/31の月最終日にボロボロで負けました。エントリーしたいポイントでは邪魔されてエントリーできないし、エントリーポイントを甘めにしてエントリーをすると思いきり反対売買をぶつけてきて、ひたすら損切させられました。
その日は3つの銘柄で計7回トレードしましたが、なんと全てのトレードにおいて反対売買をぶつけられて、ひたすら含み損が膨らんでいきました。まさにアルゴがやりたい放題です。
こういう相場は、短い時間軸だと絶対勝つことができないので、他の銘柄を探すか、損失管理を徹底し、素早く撤退するよう心掛けたい日です。
日々のデイトレ結果
- 20戦 16勝 4敗(先月:22戦 13勝 9敗、先々月:20戦 13勝 7敗)
- 勝率 80% (先月:59%、先々月:65%)
勝率は先々月65% → 先月59% → 今月80%と改善しました。
今月は夏枯れ相場といった感じの相場が続き、消極的な相場が多かったです。そのため、苦手な値動きの荒い相場が少なく、全体的な相場感も予期しやすく個人的に対応しやすかったので勝率が改善されました。
最大利益日と最大損失日
- 最大利益日:¥3,100(先月は¥2,220円)
- 最大損失日:¥-2,400(先月は¥-3,140円)
最大利益が2000円以上になったのは2日に対し、最大損失がマイナス2000円越えになったのは4日となり、明らかに損失のほうが多かったです。
しかしながら先月よりも最大損失と最大利益の差額は改善しました。
今回はなんと初めて最大利益日のほうが最大損失日よりも大きくなりました。これは個人的にとても大きい快挙なのですが、残念ながら1日だけ運が良く利益がすごく伸びただけなのです。
一方で損失日については4日ありましたが全て2000円越えで、明らかに損失のほうがまだまだ大きいのが現状です。来月はおそらく、再び利益のほうが小さくなってしまうことが予想されます。
ひきつづき、少しでも最大利益日をアップしていけるよう日々頑張っていきたいと思います。
勝ち日と負け日それぞれの平均額は?
- 勝ち日の平均収支:合計収支14460円 / 14日 = +689円(先月は+895円)
- 負け日の平均収支:合計収支-9050円 / 4日 = -2263円(先月は-2243円)
- 平均収支差:+689円 -2263円 = -1574円(先月は-1348円)
勝ち日と負け日の平均差がマイナスなので日単位で見れば損大利小のエントリーをし続けていたことを意味します。この平均差では試行回数が多い程、負け額が膨らんでしまいます。
今月は平均収支差が悪化しました。
悪化はしていますが、結論的に言えば良い結果です。
悪化理由は、負ける日は必ず1日の退場ライン(-2300円)まで到達しているため、平均収支もマイナス2300円近くに収束しています。
これは最大限まで負けたことを意味しますが、逆に言えば、最大の負け額をしっかりと管理&セーブし、それ以上の損失を負わないように相場から退場することができている結果を示しています。非常に損失管理されたトレードができていると思っています。
やってみるとわかりますが、これが意外と難しいことです。どうしても、まだトレードしたいと思ってしまうことが多いです。よく我慢できたと思います。
一方で、勝つ日は2000円を超える日もありますが、プラス数百円くらいのトントン収支であることが多いです。そのため平均化すると平均利益は小さくなります。これは良くなさそうに見えますが、はじめのうちは良い傾向だと思います。
トントン収支でまけることがなく、プラスで終わることができており、日々の勝率が高い傾向になることがわかります。これは、1日のなかで上手くいかないトレードがあっても、最終的には1日のトータル収支をプラスに調整できたことが考えられます。
今後も上手くいかない日でも、プラスのトントン収支で着地できるよう、あきらめずトレードが出来ればいいなと思います。
今月のデイトレのポイントを振り返ります。
今月の株デイトレにおけるポイント
今月行ったトレードのポイントは以下です。
マイルール「その日の相場自体の損切」を死守&レア相場でのマイルール解除
先月にひきつづき、今月もマイナス2300円以上になったら、その日は相場から退場するというルールを用意して挑みました。
結果的にルールを守れているように見えますが、-3000円くらいまで損失を出した後に挽回した日がありました。退場ラインの-2300円以上になってもトレードを続けてしまったことを意味します。
値動きが大きい相場の場合、どうしても退場ラインが低すぎて直ぐに退場になってしまったからです。値動きの大きい相場では退場ラインを延長するべきか悩ましいところですが、相場が「どうやっても無理」というときは退場し、まだ頑張れそうと思う時は状況に応じて柔軟にマイルール解除を適用していこうと思います。
消極的な相場
今月は夏枯れもあってか、全体的な消極的な相場の印象がありました。以前までは消極的な相場が苦手でしたが、今はそれ以上に値動きが荒い相場が一番苦手です。
消極的な相場は以前から経験しており、対策案を用意していたので勝率良くトレードすることができました。今後も各相場の状況に合わせたトレードが自然とできるよう、経験値を積んでいきたいなと思います。
2023年デイトレ株の目標チェック
デイトレの目標をレベル別に定めています。以下が掲げていたレベル別の目標です。
去年はレベル1を達成したので今年はレベル2を目指しています。レベル5は既に無理です。
レベル別の目標
- レベル1:収支がプラスで終わる月を作る。【昨年3月、5月、8月、今年5月、7月に達成】
- レベル2:収支がプラスで終わる月を連続で作る。
- レベル3:6カ月の収支がプラスで終わる。(開始月はいつからでもOK)
- レベル4:年間収支がプラスで終わる。
- レベル5:年間で各月すべて収支がプラスで終わる。
※独断でつくった勝手な目標レベルなのでどうぞ参考にされませんように。
なお、無理やり達成するのは禁止にします。(例えば月末の最終日にトレードさえしなければ目標を達成できるという場面があったとしても、目標達成のためだけにトレードをあえてしないというのはNG)
まとめ
先月はメンタル不調で負けてしまいましたが、今月は比較的メンタルが安定していたおかげで、自分のやるべきトレードができました。
さらに対策済みの相場で、しかも運が良かったので、なんとかプラスで終われたのかなという印象です。あまり再現性の無い勝ち月になってしまったなと感じます。
来月は本格的な夏枯れとなる閑散相場で、対策以上に難しい相場になるかもしれませんが、ひきつづきプラス収支を目指して頑張りたいと思います。
負け続けてますが、なんとか生き残っております。
これからも応援よろしくおねがいします!
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