2022年9月におこなった株のデイトレード結果のまとめです。
株デイトレの実現損益まとめ
株デイトレ収支結果: -84680円
2022年の収支状況
- 01月:-11万1459円
- 02月:-8万3153円
- 03月:+4万1677円
- 04月:-7万8100円
- 05月:+2万7830円
- 06月:-16万5640円
- 07月:-7万3950円
- 08月:+2430円
- 09月:-8万4680円
2022年デイトレ収支合計:-52万5045円
ちなみに昨年のデイトレ収支合計は-17万8263円です。(※9月からデイトレをはじめたので9~12月の結果となります)
デイトレ生涯トータル合計:-70万3308円
株デイトレの振り返り:結果の理由
今月は散々でした。
圧倒的な下落相場を前に、全く自分のエントリーでは歯が立ちませんでした。
特に感じたのは、
「どの銘柄を選んでみても、良いなと思える力強さを感じない。」ということです。
エントリーしたいとそれほど思えない中で、仕方なしにできそうなところでエントリーするも負けるという感じでした。
これは恐らく買わされてるのだろうなと思います。
完全にカモとなるエントリーでした。相場に伸びるスキを見つけられない。そんな感じでした。
そんな中でエントリーするのは、強欲だったからとしか言いようがありませんでした。
日々のデイトレ結果
- 20戦 11勝 9敗
- 勝率 55%
今月は月の半分くらい負けてしまっています。
プラス収支月と比べると、明らかに低い勝率となっています。
もちろんこれは大問題ではあるのですが、ある意味、私はチャンスだと感じています。
下落相場・苦手相場での立ち振る舞いが問題なんだと再認識できたからです。
実は今年の7月から、手法を一新しています。
これだけの下落相場を体験できていなければ、現在の手法の弱点に気づけなかったかもしれません。ロットを上げてから大負けするよりは、今の時点で気づけて良かったと思います。
下落相場でもなんとか戦おうとしてしまい、強欲になってしまうことがわかりました。
最大利益日と最大損失日
利益よりも損失の方が圧倒的に大きくボロ負けの月でした。
- 最大利益日:¥8,580
- 最大損失日:¥-27,840
しかも、利益が5000円以上になったのは上記1回のみに対し、マイナス1万越えの損失が5回もあります。
今月の勝敗により、今のエントリー方法では下落相場では太刀打ちできないことが明らかとなりました。
下落相場や弱い相場のときに戦える、新たな消極的な局面での立ち振る舞いを見つける必要があることがわかりました。
勝ち日と負け日それぞれの平均額は?
勝った日は数百円程度で、負けた日はマイナス数万円て感じで、勝つことなんて全く無理でした。
- 勝ち日の平均収支:合計\20670円 / 11日 = \1879円
- 負け日の平均収支:合計\-105350円 / 9日 = \-11706円
平均額が悪いということは、すなわち損大利小のエントリーをし続けていることを意味します。
負けたのは必然の結果ということです。試行回数が多い程、負け額が膨らみます。
負ければ負けるほど消極的になりつつも、どうしても取り戻そうと強欲になります。
強欲になるほど、周りが見えず、強者しかいない中に飛び込んでしまいました。
来月からは何としても、強欲にならないよう気を付けなければならないと感じました。
9月の下旬くらいからは強欲がダメなことに気づいていましたが、具体的な対処法がわかりませんでした。しかしながら月末の本振り返りにより、対処方法を検討することができました。
本記事の最後のまとめの章で、強欲にならない方法の検討結果を記載しました。
今月のデイトレのポイントを振り返ります。
今月の株デイトレにおけるポイント
今月は主に下落後の反発開始直後に成買いエントリーを仕掛けてみましたが、下落局面では買いが続かず、そのまま下がって負けるというケースが多かったです。
こうなってしまうと、次に試せることは以下3通りです。
1.空売り
下落局面ですから、空売りでいけるのでは?ということですが、体感的にはダメだと思っています。こういう局面では、売りエントリーした瞬間に思い切り買い上げてきて振り落としにきます。
「下がってるから売るんだ!」
そんなあまりにも簡単な理屈で、強欲丸出しのエントリーをしてしまえば、上位プレイヤーどころではなく、カモになるのが目に見えています。
2.下落途中で指値買い
唯一残されている選択は、下落途中で反発が入ると思われる寸前のポイントに指値を仕込み、反発直後に利確する方法です。
ただし、この方法は完全な逆張り思考ですので、上手く反発ポイントを何度も当て続けられるだけの判断力がなければ勝ち続けるのは難しいです。
エントリー中のみんなの動きを掌握するくらいの気持ちがなければ恐らくトータルマイナスになってしまうでしょう。
更に、この手法には致命的なポイントがあります。それは指値した瞬間に指値位置がバレるということです。弱そうな小口がピンポイントな指値位置で仕掛けてきたとわかれば、流れをつくっている大口が普通に退治しにくるでしょう。大口に限らず、相場では誰かの損をつくることで、自分の利をつくることができてしまうからです。
弱者をピンポイントで退治するなんてことが可能なのか?
もちろんできるかどうかは結果論ですのでわかりません。しかしながら、大口は並みの人間だけではありません。幾度となく勝ち抜いてきた熟練トレーダーや、全てのエントリーを一瞬で掌握できるようプログラミングされたアルゴリズムもいることを忘れてはいけません。
ではなぜ退治されてしまうのにエントリーしてしまうのでしょうか?
それは強欲になったからだと考えます。周りが見えていません。
普通に考えれば、下落相場で無理して買いエントリーするべきではないわけですから、なんとかこんな不利な戦況でも、小口でしかも買い側で利益をとろうとして欲張らないかぎりはエントリーはしません。
ということは、そんな中でのエントリーはどう考えても強欲で、カモ候補ではないでしょうか。
実際になぜカモなのか、それは次の3番を見れば少し納得できる点があるかと思います。
3.入らない(戦況の変わり目を見抜くために観察に徹する)
最終的にとる選択肢は正直これしかないと思いました。エントリーせずに勝機が来るのをひたすら待つor探すのです。なぜなら、私が見ていた限りではスキがなかったからです。
チャートで後から結果をみれば、「チャートで反発してるポイントでエントリーしとけば利益になってるじゃん」とか思うことありませんか?
しかし私は上記のように結果が出た後のチャートで判断する考え方は非常に問題があると考えています。
チャートは結果なのです。そのあなたが見ているチャートは、あなたが参加していない時のチャートなのです。
もしあなたが反発ポイントにて買いをいれれば、恐らく違うチャートになっています。下落して一度あなたへの振り落としを試してから反発していくと私は考えます。
相場は無機質に動いているわけではありません。「相場は弱者を倒しながら、強者がお金を搾取できる方向に動いていく世界」なのです。
この点を常に意識しておかなければ、気付けばカモにされます。
今までカモになり続けてきた私が言うのですから、ある程度は実証済みです。
ではどのようにすれば良いか?
それは、エントリーせずに観察をつづけ、強者が弱者を狩る瞬間を見定めること。そして、見つけた直後に強者が目指す方向でエントリーをし、弱者が損切するであろうポイントで利確していくことです。わかりやすく言えば、弱者と反対のエントリーをしていくことです。
やはりこれ以外に勝てるポイントがありません。
スキのない相場というのは、カモとなる弱者がエントリーしていないタイミングの相場です。そんなタイミングで入れば、自分以外のカモ候補がいないので自分がカモになるということです。相場の流れをつくっている強者は、弱者がエントリーしてくるのをひたすら待っているのです。エサとなる値動きをつけて、利益が出そうな動きをしながら。(魚釣りみたいですね。)
そのため、弱者がいない相場では自分がカモになってしまうため、エントリーしないことが重要なのだと悟りました。
そんな相場ではエントリーしない。
弱者もたくさんいる時だけ、弱者と反対ポジションでエントリーしていくことを心掛けて、少数派の上位プレイヤーを目指す必要があるんだなと感じました。
2022年デイトレ株の目標チェック
2022年のはじめに、デイトレの目標をレベル別に定めていました。以下が掲げていたレベル別の目標です。今の時点でレベル3、4、5はほぼ不可能です。
レベル2を目指します。
レベル別の目標
- レベル1:収支がプラスで終わる月を作る。【3月、5月、8月に達成中】
- レベル2:収支がプラスで終わる月を連続で作る。
- レベル3:6カ月の収支がプラスで終わる。(開始月はいつからでもOK)
- レベル4:年間収支がプラスで終わる。
- レベル5:年間で各月すべて収支がプラスで終わる。
※独断でつくった勝手な目標レベルなのでどうぞ参考にされませんように。
なお、無理やり達成するのは禁止にします。(例えば月末の最終日にトレードさえしなければ目標を達成できるという場面があったとしても、目標達成のためだけにトレードをあえてしないというのはNG)
まとめ
9月の負けを通じて、7月から一新したエントリー方法が下落相場では有効的でないことが明らかとなりました。
下落相場ではチャートの見かけ以上にチャンスが圧倒的に少ないということがわかっただけでも、大きな収穫ではないかと思いました。
下落相場に限らず、強欲になったら負けということを頭だけではなく身をもって体験することができました。
で、肝心な強欲にならない方法なのですが、それはお金だけを見ないことです。
値動きや株価を見ていると、欲につられてしまいます。
それらは、相場が一時的に創り出している幻想にすぎません。
弱者がエントリーすれば、あっという間に手の内を翻し、反転することでしょう。
では何を見るのか?
それは、参加者です。弱者もたくさんエントリーしている相場を見つけることで、損切させられている弱者と違う方向でエントリーしていくことだけを考えます。
相場は株価や値動きはいくらでも変えようがありますが、参加者のエントリーだけは参加者の意思によるものなので相場が直接的に変えることができません。
では相場はどのようにして参加者のエントリーをコントロールしようとするのか?
それは関節的に撒きエサとなる魅力的な値動きや株価で参加者を釣ったり、値動きで参加者を振り落とすことでコントロールします。弱者は撒きエサだと気づかず相場のカモになってしまいますが、上位プレイヤーは撒きエサを逆手にとって共に利益を得るのだと思います。
ただしもちろんのこと、言うのは容易いですが、実行するのは非常に難しいです。実行できればそれはもう明らかな上位プレイヤーなわけですから。私みたいな負け組トレーダーがそう易々と簡単に勝ち組の仲間入りをさせてくれません。
しかしながら、はじめから出来なくても良いと私は思っています。重要なのは考え方の方向性です。正しい方向で鍛えていけば、検証を繰り返すことで、いずれは結果がついてくる。
そう信じて、来月からはエントリーを試みたいと思います。
今までは値動きにつられて撒きエサにまで反応してエントリーしてきましたが、来月は参加者メインで考えるためチャンスと思えるタイミングが減るかもしれません。恐らく今まで以上にエントリーポイントを見つけるのが難しくなるためです。
むしろエントリーが減れば今の実力ではそれが正しい方向だろうと受け入れて、まずは強欲にならず、値動きや株価ではなく、その先にいる参加者のことを考えて検証していきたいと思います。
”気を付けるけどスピーディー”な取引を心掛けて、
プラス収支を作れるよう頑張りたいと思います。
負け続けてますが、なんとか生き残っております。
これからも応援よろしくおねがいします!
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