もう、タイトルのとおりなんですけど楽天モバイルが有料化します。
楽天モバイルを現在0円で利用している人にとっては悲報です。もちろん、私は楽天モバイルを利用しているので残念すぎるニュースです。
楽天モバイルは、楽天より提供されている携帯電話サービスです。
2022年7月までは通信1GBまでの使用は無料というプランサービスでしたが、今後は基本料金が最低980円~発生するようになりました。
新規ユーザーは2020年7月から、既存ユーザーは2020年10月から980円(税込1078円)~となります。
どう見ても計画どおり
楽天は楽天モバイルの事業をはじめてから大きな赤字経営を続けています。
実際に楽天モバイルの事業には、スマホの基地局の維持や楽天モバイルの広告・広報活動費など、あきらかに莫大なお金が費やされているでしょう。
そのため、楽天モバイルの事業で資金を回収するにはユーザーに課金してもらう必要があります。
最初に無料でユーザーを獲得したのちに有料化することで一気にお金を回収していこうという考えなのが明らかです。
1年間以上無料で楽天モバイルを利用した人は、電話番号をいろんなところに登録していると思うので有料化の前に廃止するのも厳しい。しぶしぶ有料化に従うしかなくなるというわけです。
無料ユーザーの一刀両断。楽天は収益が伸びるのか?
前々から楽天はやり方が酷いと思っていましたが、今回のは更に酷さが露呈しましたね。
仕方がないことだとは言え、無料といっておいて人がいっぱい集まったから強制的に有料化するというのは今まで多くの企業が避けてきたことなのではないかなと思います。
多くの場合は無料プランがあり、グレードアップしたいときにだけ有料プランを自発的に選択するのが主流と思います。
しかしながら楽天は無料から有料への強制移管。
見事な有限不実行です。楽天がどう言おうがブーイングは出るでしょうね。何せ無料前提のユーザーを集めてからの有料化ですから。
有料化を予定していたならその計画を先に言わないと、集めるべきでないターゲットのユーザー(無料にしか興味がないユーザー)が利用してしまいます。結果的に、ユーザーの期待外れとなり顧客満足度が下がる→消費者離れという悪循環に陥ります。
楽天の運営や対応には気を付けたい
ちなみに以前、楽天のとあるサービスにて意思とは反する形で購入されてしまい、こちらの望む形ではないのにお金を取られるところでした。例えば北海道旅行と思い購入したのに沖縄旅行だったみたいな。
こちらは望む形でしか購入する意思がなく、道徳的にどう考えてもおかしいのでコールセンターと闘い続けてなんとか返品・返金してもらいました。
コールセンターも「返金しません、お客さんが買った」の一点張り。そのつもりなら闘おうと思い、上の人を呼んでもらい当たり前の対応をしてもらいました。なぜ購入したいものと違うのにお金払わないといけないのか謎。
とてもじゃないが誠実とは言えませんでした。プンプンです。
もちろん楽天のサービス全てが悪いわけではなく、良いサービスもあります。実際に楽天のサービスのなかでも好んで利用しているものもあります。ただし、楽天自体の運営方針は極めて信じがたい。楽天にはギブ&テイクのようなビジネスライクな精神で利用する必要があるでしょう。
コメント